コンパクトな入門書
経営学修士課程の友人から勧められて読んだ。わかりやすくまとめてあり、一気に読めた。経済学では点にすぎない企業の中に無数の物語があることがわかる。経済学ほど抽象的でもなく、私の働く現場ほどには多様でもなく、ほどよい抽象度が経営戦略の持ち味かなあと感じた。経営管理とかMBAとかこれまでまったく興味のなかった領域に興味が湧いてくるようないい本である。ちなみに私の理解では経営戦略とは「企業の最適な人的資源配分を考えること」となったがいかがだろう。ひょっとしたら、今年にでもMBAを受験するかもしれない・・・なんて考えながら読んだ。自分の周りを考えるのにちょうどいい入門書である。
すぐ読める
ある本によると戦略の定義は10以上もあるそうです 正直頭がごちゃごちゃになりますしかし、この本は戦略を大きく二つに大別して説明しています ひとつは、現在ある情報から環境や自社を分析する計画的な戦略 もうひとつは、領域は決めといて後はボトムから戦略となるべき 要因が上がってくるのを待つ、創発的な戦略 著者は後者を支持しているようですが 前者の説明も後者の説明もとても丁寧。 日本企業の例示も多くお勧めの一冊です これから戦略論を学ぶ方是非読んでみてください
経営戦略論の教科書
として使用できる本です。発行年が古いのではというのは杞憂にすぎません。ロジカンルシンキング、サインエンスアプローチ等いまビジネス誌でおどるような言葉についてわかりやすく解説しています。その辺のコンサルタントに高いお金を払う前に、ご自分で読まれることをおすすめします。新書なので肩もこらず読むことができます。
わからないですね♪
会計士試験の講師が「読め」と進めたので、購入したところ、テキストや説明で理解できない点が、わかりやすく書いてあります。しかし、会計士試験では、ここまで正確に回答を書かないといけないのか・・・と挫折感を味わう本です。でも、会計士試験には必要な本らしいです。経営学ってよくわかんない・・・???でも、川上から川下へ・・・さらに混乱する一冊でした。
名著
セミナーの講師の方から薦められ購入したが、確かにポイントがわかりやすくまとめられている名著。今になっても全く色あせていないことは、如何に内容が本質を突いているかを示している。米国発が本流と思っていたが、日本人にしか書けない指摘もあり、必読の一冊と思った。 いろいろな方に幅広くお勧めです。
日本経済新聞社
経営管理 (日経文庫 (512)) 経営学入門 下 日経文庫 854 経営学入門 上 日経文庫 853 経営組織―経営学入門シリーズ (日経文庫) 経営戦略論
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